吉田賢治 銅版画展

吉田賢治 銅版画展

9月30日(水)~10月4日(日)   三重画廊(津市)

 

銅版画歴40数年。抽象に始まって、志摩に移住後は、海女さんの姿を借りて「いのち」をテーマに制作。今また、原点の黒白の銅版の世界へと立ち返ってきました。氏のDMの言葉です。ミニサイズから大版(F25号)まで36点の全て銅版画の展示です。同画廊では、3年振りの発表。「ただよう」「宙」「魚になるとき」の海女シリーズに近年の氏独自の女神像というべきMy goddessシリーズを展示。画面をふき取るドライポイントの技法も駆使され、重厚な画面が創り出されます。海女や女性像のフォルムの魅力も含め、銅版画第一人者の仕事を堪能できました。

吉田