上田保隆遺作展 ―抽象の時代から伊賀者の化身まで―
1月19日(火)~24日(日) 伊賀市文化会館(伊賀市)
一昨年2月に逝去された本会前会長上田保隆氏の遺作展が、1月19日より24日まで伊賀市文化会館で開催されました。初期の抽象作品から氏の代名詞である「梟」まで小品から二紀展出品作200号まで53点が展示されました。
搬入・飾り付けは、三重県洋画協会会員と三重二紀の方々で丸一日かけて行いました。当会からは、真弓・倉岡・前野・高橋・上村・岡林・冨田・田村各氏が出席しました。(左上搬入時の集合写真) また、ギャラリートークがパネルディスカッション方式で行われ、上田慎次氏(上田保隆氏次男)、三重二紀から冨田儀孝氏、当会からは田村の三人で行いました。(右上ギャラリートーク写真) コロナ禍の中、また、天候にも恵まれなかったのですが、多くの人々が県内外各地から集まり氏の遺作を鑑賞しながら氏の画業の偉大さに感嘆し、生前の氏を偲んでいました。なお、氏の作品は、主催した伊賀市文化都市協会が一旦預かり、その後、伊賀市に寄贈されるもようです。