増田典彦個展

１２月２２日(水)～２６日(日)　　　　三重画廊（津市）

2年に1度、恒例の増田典彦個展です。F130号～色紙大まで33点の展示です。やはり独立展出展作「クロソイドの森」と「バベルの頂」いづれもF130号は、見応えがあります。しかしながら今回の個展のメインは、女性の人物描写の作品群です。油絵具・アクリル・木炭・ガッシュで描かれた人物像は、そのほとんどがモノクロームで、その構成の強さ、線やブラッシュストロークの闊達さで見る者を惹きつけます。氏が少し「動き始めた」展覧会であると感じました。