岡林まち子 展

岡林まち子 展

5月4日(水)~8日(日)    三重画廊(津市)

 

F0~F130号26点油彩画の展示です。昨年の独立展で会員に推挙された作品「果ての果てへ」F130号2点は、『威風堂々』という感じで、作家としての自信と品格が満ち溢れたものです。「果ての果てへ」の小品群は、大作と同じく多彩のブルーの使用が、小気味よく小さな画面にきっちりと収まっている感じがします。「花」を描いたシリーズは、氏独特のバックの黒が画面にしっかりと食いついていて、月下美人等の花びらの透明感と相俟って妖艶な雰囲気を漂わせていました。更に、いつもながらの氏独特の空間表現に加えて、独特の時間軸を感じるのは筆者だけでしょうか!